転職したり、結婚したりしてたら、更新おろそかになってました…。


by spring-springer
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ゲド戦記

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7月30日(日)に日劇に見に行きました。

お話はと言うと、多島海世界のアースシーでは、聖なる生物であるはずの竜が人間界に姿を現し、さらに共食いまで始めた。原因不明の病が起こり、魔法使いは呪文を忘れ、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、父王を殺害し国を捨てた王子アレンと出会う。

あまりにも、映画を見に行った人のレビューが酷かったので、ドキドキしながら行きました。

たしかに、いつもの「ジブリのアニメ」を期待して観に行くと裏切られた気がします。
なぜなら、私が、ジブリの映画の好きなところは、わくわくするような躍動感や明るさ、飛翔感が感じられるからです。愛らしく、いつまでも見ていたいと思わせる魅力溢れるキャラクター。そして、お話が「単純な勧善懲悪」で済まされるものではないから。些細な事柄と思われていたがどんどん大きな話になり、その世界の本質に関わってくるから。見終わってからも心に刺さった棘のようになって、ずっと作品を見た人に対し、考え続けさせるものがあるから。

今回のは、全く逆で、最初はスケールの大きなお話を期待させながら、どんどんスケールが小さくなり、内輪もめのような話になってしまいました。そして、「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」で感じられた「いろんな毒を含みながらも、それを受け入れ、この世界で生きていく。』というような勧善懲悪を超えたストーリーは感じられませんでした。

また、重要なシーンを言葉で説明しすぎたと思います。
言葉でいくら「いのちは大切だ!」と言い続けても、
そんなの耳にタコができるくらい聞いているし、頭では分かっている。
でも、ずしんと、映画を見た人に響かせて、訴えるにはこの方法ではいけない気がする。
それがいままでのジブリ作品にはあったはず。

絵は素敵だったと思います。
ハウス劇場とか、昔のNHKのアニメとか、懐かしさを感じさせるシンプルな絵柄でした。
描きこみすぎの詳細な絵ではなく、力強さを感じさせました。

「宮崎吾朗監督が父の宮崎駿監督に挑戦した映画」というのが私の感想です。
もともと宮崎駿監督がずっとアニメ化したかった『ゲド戦記』を自分の初監督作品に据えたこともそうです。また、アニメの端はしにも、父であり、アニメ界の大巨匠である宮崎駿監督に立ち向かう意志が垣間見えます。アレンは父王を殺した息子と言う設定。
絵の構図でも、重厚な建物は、人間遙かに凌ぐ大きさで立ち塞がります。
登場人物たちは常にそれを見上げ、力ない存在に見えました。

いろいろ、書きましたが、いろんな意味で見に行ってほしいな~。というのが正直な感想。
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by spring-springer | 2006-07-31 15:48 | 映画欲
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7月23日(日)に見てきました!

お話はと言うと、パイレーツ・オブ・カリビアンの第二弾!
結婚式の前夜、ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)はジャック・スパロウ船長(ジョニー・デップ)を逃がした罪で捕らえられてしまう。
ウィルは、エリザベスを救うために、ジャックの北を指さないコンパスを手に入れるようにという交換条件を出される。
その頃、ジャック・スパロウは、以前、海底の支配者として悪名高い、さまよえる幽霊船“フライング・ダッチマン”の船長デービー・ジョーンズ(ビル・ナイ)とブラックパール号の船長になるために、「血の契約」を交わしていた!それを思い出したジャックはなんとかその契約から逃れようと四苦八苦。そして、ジャックは自分自身の保身のため、仲間であるはずのウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)やエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を裏切ってしまう……。

第一弾を見ないと、よくわからないところが多いかと思うので、DVDかなにかで、第一弾を見ることをオススメします!

ジャックの自由気ままで、飄々として、なんだかゆらゆらした、本気なんだか、不真面目なんだかよくわからない様子は相変わらず。久しぶりに会った感じでワクワクします!ウィルもエリザベスも相変わらずで、本当に見てて楽しい!

今回の敵役のデービー・ジョーンズは蛸のようなぬるぬるした顔立ちで薄気味悪い!
それにウィルのお父さん、靴紐のターナーも登場します。こちらもなんだか、全身フジツボだらけで薄気味悪い!デービー・ジョーンズの手下たちも、海の生き物のぬらぬら感が溢れてました。ジャック達はこんなのに勝てるのかしら?というくらいの凄まじさです。

ただ、いつまでも、ジャック達と同じ時間を過ごしていたいなぁ。映画が終わらないといいのになぁ。とは思うものの、ちょっとだらだら長すぎたかも。あと20分くらい切ったら、テンポ良く仕上がったように思います。

最後のエンドロールが終わるまでは、面白い事実が見られるので、席を外してはいけません!
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by spring-springer | 2006-07-28 17:08 | 映画欲

Google Earth

友達がとってもはまっているらしく、
「絶対見てみて~!」というのでダウンロードしてみました!

やってみたところ!スゴイ!
家の屋根まで見える!!!
とりあえず、自分の家を探してみたい~!
その後は、富士山とか、スフィンクスとか、自由の女神とか、
エッフェル塔とか、万里の長城とか探してみたいです!

http://earth.google.com/
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by spring-springer | 2006-07-25 14:53 |
ずっと読んでみたかったのですが、なんとなく手に取らずにいました。 soko0629さんの感想を読んで、やっぱり読んでみようと思いました。

内容は、足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」。他に、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集です。

どの作品も、愛における、女のずるさ。男のずるさ。が印象的でした。
20年も前に書かれた作品とはどれも思えませんでした。

たとえば、夫に若い愛人ができて、その子と結婚するために出て行ってしまう話などは、
妻は夫を声をあげて泣き、見苦しくするようなことはしません。ただ、夫の好物のお弁当を作ってもたせてあげるのです。夫も、本当はお前と一緒にいたいんやけど…。などといって、淡々と出て行きます。はっきり言って驚きました。別れの際にこんなにも淡々とできるのだろうかって。

表題作のジョゼは、すばらしいです。
本当に好きな人ができたら一緒に虎を見てみたいと思っていたジョゼ。
そして、水族館に行った日の夜更けジョゼと恒夫が魚のようになります。

最後のシーンでは、ジョゼは二人の関係を魚のように「死んだもんになっとる」と言います。
そして、ジョゼも恒夫もこの関係が永遠に続くとは考えていません。
彼らの間に「永遠の愛」なんてありえないから「死んだもん」になっとる。のかもしれません。
「死んだもん」になったことによって、彼らの愛は「永遠の愛」になるのかもしれません。
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by spring-springer | 2006-07-01 11:50 | 読書欲