ダ・ヴィンチコード
2006年 05月 26日
お話はと言うと、ダン・ブラウンの同名小説を映画化した超大作ミステリーです。ルーヴル美術館の館長の奇妙な死体が発見され、周りには不可解な暗号が残されていた。暗号の中には館長がその日、会うことになっていたハーヴァード大学の象徴学者ラングドン(トム・ハンクス)の名前が含まれ、疑いを掛けられたラングドンは現場に呼び出された…!
小説がとても面白かったのでとっても期待していました。
ただ、やっぱり小説の方が面白いかな?
暗号を解いていくのは自分で頭を使って考えないとあまり、達成感が生まれないし、歴史的背景やら、美術的なさことやら、結構いろいろな要素が盛りだくさんな小説なので、映像と言葉で説明されても、消化不良になりやすいかも。
しかしながら、映画がまったくダメ!と言うわけではありません。
やはり、世界に名だたるルーブル美術館で撮影がされたためか、不思議な空気があります。それが画面によい緊張感を与えているかも。これは本では味わえないものだと思います。
小説に出てくる修道僧のシラスがどんな風に映像として現されるのか気になりましたが、思っていた以上に近寄りがたい雰囲気を醸し出していていました。
あとは、リー・ティーヴィング役のイアン・マッケランが、聖杯の秘密が生きがいの全てで狂気がかった宗教史学者の伯爵役が見ごたえがありました。
by spring-springer
| 2006-05-26 14:23
| 映画欲