転職したり、結婚したりしてたら、更新おろそかになってました…。


by spring-springer
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ルートヴィヒ(完全復元版)

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昨日、イタリア文化館の試写会に行ってきました。九段下にそんなところがあるとは知りませんでした。

お話はと言うと、1864年、バイエルン。ルートヴィヒ二世(ヘルムート・バーガー)は18歳で国王に即位。だが、心酔するワーグナーにもオーストリア皇女のエリザベートにも想いが通じなかった彼は、世間に背を向け芸術と孤独に逃避していく…。

ルキノ・ヴィスコンティのドイツ三部作の一つだそうです。
これもまた、現代の映画にはみられない豪華絢爛さ。
そして、ルキノ・ヴィスコンティの映画に出てくる俳優はどれも絶世の美男、美女ですね。
出てくるだけで、本当にキラキラ輝くように美しく、高貴です。

ルートヴィヒ二世を演じたヘルムート・バーガーは、
輝くように美しい18歳から醜悪になってしまった40歳を演じましたが、
なんの違和感もありませんでした。当時28歳だったそうです。
まさに、これはヘルムート・バーガーのための映画!

ルートヴィッヒの世間や、戦争からの逃避を、忠臣の一人が、
「王よ、あなたの求める自由とは、甘く、真実であるかのように思えますが、その本質は、怠惰であり、本当の自由ではありません。本当の自由とはもっと別なものなのです。道義を忘れてしまった自由とは、堕落でしかないのです。」
というようなニュアンスのセリフにぐっときました。

それから、「権力者と言うものは、権力、栄誉と同じように、多大なる義務も背負っているのです。」というルートヴィヒの母だったか、エリザベートのセリフにもぐっときました。

ただ、少々気になったのが、エリザベート。確かに美しいのだけど、私の想像していたエリザベートより、激しく、情熱的で、明るいように思いました。ドイツ語でなくて、イタリア語で話していたからかな?

とてもよい映画で、映像の世界遺産と言ってもいい映画だと思うけど、なんにせよ長すぎました…。途中で休憩が入るものの、やはり4時間はきつかった…。正直、お尻が痛くなりました。公開当時は、無理やり3時間くらいに削るように言われて上映したといいますが「削れ」と言った気持ちはなんとなくわかります…。
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by spring-springer | 2006-08-23 14:09 | 映画欲